◆週間ナマ実話*Weekly Real Scoop* 男性スタッフに訊く!「ギョーカイ裏事情」
今さら言うまでもないが、風俗の世界を支えているのは熱烈なるサポーターの存在。星の数ほど女の子が存在するように、さらにさらに多くのユーザーが存在するわけで、中には伝説となるような逸材も多々! そんなユニークなユーザーをクローズアップ。その伝説に迫ってみた!!
第34回:エステに始まりエステに終わるという定理

◆新橋界隈に増殖中の「エステ」
サラリーマンの聖地である新橋界隈では、このところものすごい勢いでエステ店がニューオープンを果たし、そして人気を集めているという。
ここでいう「エステ」とは、いわずと知れた下半身も気持ちよくしてくれるエステのことで、カテゴリとしては「風俗」の中に含まれるもの。店によってまちまちではあるが、トップレス、あるいは全裸の女の子が、肩や腰などに本格的なマッサージを施してくれたあとで、手コキ、あるいはリップサービスによるヌキを行ってくれる。
仕事中の営業マンや、アフターファイブの中間管理職などを中心に、お疲れ気味のビジネスマンの絶大的な支持を集めているのは、マッサージの心地よさはもちろん、それ以上にエステティシャンのルックスのレベルが高いという理由があげられる。サービス内容がライトで高給、というイメージからごく普通の女性があまり抵抗感を持つこともなく、仕事を始めるというケースが多く、売り手市場的な状況から、店側としてはキレイな子を選び放題なのだというのだ。
◆女の子のレベルを落としたらおしまい
新橋の人気エステで店長を務めるT.K.さんは、この店を立ち上げてから3年目を迎えた。
オープン当初は、その「エステ」そのもののコンセプトが世間に認知されておらず「中途半端な風俗」と揶揄されていたものの、ようやく時代が追いついてきたのか、昨年あたりからかなりの大盛況ぶり。この秋には2号店をオープンする勢いだという。
「最初のころは苦労の連続でしたね。お客さんも、デリヘルとの区別がつけられなくって、女の子に無理な要求をしてきたり…。去年あたりから、当店の癒しのサービスが広く受け入れられてきて、今ではヘルスに遊びに行くよりもコッチ、みたいな中年男性が増えてきましたね」
人気が出てきたからといって、運営自体に決して手を抜かずに、女の子のレベルをキープするための努力は絶やさないという。
「一人でも、ヤバい子を採用すると『あの店はレベルが落ちた』という悪評がたってしまう。
一度、評判が落ちると取り返すのは難しいですよね。だから、採用に妥協はありません。おかげさまで、今は求人もやりやすいですしね。業界未経験の子がわんさかきますよ。でも、必ずしも未経験だからいいってわけじゃない。試用期間を設け研修を通して、しっかりふるいに掛けていく。人柄もよく、考え方がしっかりしていて、まじめな子を選びますよ。要するにルックスも性格もパーフェクトなコじゃなくてはならないのです」
確かに、同店のラインナップを見ても、ため息がでるほど極上な子が揃っている。おまけに性格が良いとなれば…お疲れ気味の中年サラリーマンとしては、たまらないものがあるだろう。
「定期的に面談とマッサージの研修も行っています。メンタルな面もテクニックの面においてもチェックは必要ですから。ウチはヌキも大事だけど、マッサージにも手を抜かないようにしています。それが人気の秘訣だと思いますんで」
確かに、巷の多くのエステにおいては中途半端なマッサージと中途半端なヌキが横行しており、なんとなく「勿体無かったかな」みたいな意識にさせられるものも多い。
「ウチを支えているのは客筋のよいリピーターばかり。だから、安心して女の子も稼げるんです。
しっかりがんばれば、お客さんは裏切らない。そうすると、自分の給料に跳ね返ってくる。みんな、そういう仕組みをしっかりと理解しているから、手を抜かないんでしょうね。賢い子が多いですからね」
◆男にとっても女にとっても「エステ」は癒しの場である
採用面接については、他の従業員に任せることなく、必ず自分で行うというT.K.店長。女性の応募の傾向について面白い話を聞かせてもらった。
「エステから風俗業界に足を踏み入れる女の子って多いですよね。まず、エステでやってみて男性の性器に触れてみて『意外に大丈夫だな』って認識する。まあ、入門編みたいなのですよね。そこから『もう少しレベルを上げて稼いでみようかな』って考えて、他業種に転職する子も多いのは確かですね」
なるほど。人間というのはひとつの壁を越えると、すぐにその環境に慣れてしまうものなのかもしれない。
「まあ、次にホテヘルやデリ、イメヘルにいくのが基本でしょうか。そのエリアの風俗人口ってものすごく多いでしょ?アルバイト風俗の王道なんでしょうね。そっちの業種に行けば、やらなきゃいけないサービスも変化していきますよね。エステの手コキからフェラ、スマタとか、ボディタッチも激しくなる。それを続けていると、また選択肢が出てくる。
さらに高いハードルとしてソープがあるんですけど、面白いことにスタートがエステだと、ヘルスやデリ勤務から、またエステに戻ってきちゃうケースが多いみたいで、ソープには行っちゃわないんですよね。エステに始まり、そしてエステに戻ってくるみたいな。なんか、エステが心のふるさとみたいになっちゃっているんですかね」
男性客にとってはもちろん、働く側の女性にとってもある意味で「癒しの場」となっているエステ。
多くの妻帯者の男性にとってのエステとは非常に都合のいいもので、「風俗に行っているんじゃない」という意識の元でスッキリしつつも、奥さんへの罪悪感を帳消しにしているという。
同様に働く側の女性も、「エステ」は風俗とはみなしていないのかもしれない。
取材・文:葛飾ぽんず(快楽系ライター) http://katsuponzu.exblog.jp/
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